誠伸運輸株式会社 - 東京都、江戸川区の街を清潔に保つ伝統と信頼の廃棄物収集運搬業者

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誠伸運輸の沿革のページです。


戦後の荒廃の様子
誠伸運輸の沿革

● 誠伸運輸の誕生:

誠伸運輸の歴史は、1946年(昭和21年)、初代新川満助が進駐軍施設の廃品処理、及びし尿、燃えがらの収集運搬を行うことからスタートしました。当時は、日本はまさに戦後の傷跡が色濃く残る世界であり、誰もが食うや食わずの生活をしていた食料難の時代。その時代、農家は人糞、排泄物を肥料にしていたのですが、当時の日本人の栄養状態では、タンパク系の食物を十分に取ることができず、それが人糞にも影響していたのです。これに対して、米軍のし尿はその栄養状態の良さから貴重な肥料となったのでした。また、し尿だけではなく、燃えがらも畑や養豚場で使われる貴重な飼料として扱われました。

これらは、まさにわが国におけるリサイクルの走りともいえるかもしれません。新川満助の胸のうちは、今となってははっきりとは伝わってはいませんが、もしかしたら偉大な先見性を持った人物であったかもしれません。ともあれ、21世紀の現代まで清掃、廃棄物処理一筋に取り組む誠伸運輸の歴史がここにスタートしたのでした。そして、昭和28年、当時の東京市からも正式に在日米軍の駐屯地の廃棄物処理を依頼されるとともに、事業の拡大とともに組織の拡充を図るため、株式会社沖野商会が設立されます。

高度成長期の東京

● 東京都と雇上契約を締結:

ご存知の通り、その後日本は奇跡の経済的復興を遂げ、昭和31年、年次経済白書にうたわれた有名な文句「もはや戦後ではない」という言葉が象徴するように発展と飛躍の時代を迎えます。そして、その翌年の昭和32年において、当時の沖野商会は、それまでの在日米軍に対する業務の精励ぶりを東京都に認められ、特定貨物運送事業免許を受けるとともに、東京都清掃局と塵芥輸送契約−いわゆる雇上契約を締結します。これによって、現在までに及ぶ東京都との長年に渡る信頼関係の基礎が築かれるに至りました。

さらに、東京オリンピックに国中が沸いた昭和39年には、財団法人 東京都環境整備公社と塵芥輸送契約を締結するとともに、既存の業務に加えて、事業系廃棄物の回収業務を請け負う形になります。一方、この時代は、経済発展の時代であるとともに、公害となってそのひずみが顕在化した時代でもあります。昭和31年には日本の代表的な公害病である水俣病訴訟が発生しており、地元江戸川区でも、黒い水事件と呼ばれる江戸川漁業被害が昭和33年に発生、日本人に環境問題、環境汚染の深刻さをはじめて意識させた時代でもありました。

自社整備工場

● 社名を誠伸運輸株式会社に:

経済発展と環境問題が大きく日本を揺さぶる時代において、昭和42年、先々代社長中山幾生が代表取締役に就任し、商号を誠伸運輸株式会社に改めました。刻々と変わる環境問題への意識の高まりとともに、ニーズの拡大するごみ処理、廃棄物処理事業に対する社会の要請に応えるため、積極的にかつ着実に組織を拡充し、より信頼性の高いサービスを社会に提供できるよう、事業の発展を図ったのでした。そして、1970年代の2度に渡るオイルショックの時代を挟みながらも、誠伸運輸として、一筋にごみ処理、廃棄物処理事業にまい進します。

さらに時代が下り、平成の時代に移った平成3年には、中山幾生の急逝により、先代中山律子が代表取締役に就任します。時はいわゆるバブルがはじけた日本経済の失われた10年の時代です。この混乱期にあって、代表の急逝という思いがけないピンチにあっても、先代中山律子は、誠伸運輸の伝統である「都市のベストパートナーとしてクリーンな環境づくりを追及する」という精神をスローガンにして、全社一丸となって危機を乗り越えてきたのでした。

エコロジー・イメージ

● 21世紀、そして新時代へ:

そして、時代は現代。平成17年には中山律子が代表取締役会長職に就任するとともに、中山雄司が代表取締役社長に就任いたしました。それまで先代の元で実務能力を磨き、人脈を広げ、満を持しての社長就任であり、誠伸運輸は、さらなる発展の時代を迎えました。

中山雄司は、「都市と自然との共存」という誠伸運輸の根本精神を受け継いだメッセージを唱えると共に、現在の未曾有の不況下において、チームワークを第一として社内の結束を高め、これまでに培った信頼と技術を元として足元を固めると同時に、エコ・環境ビジネスが次世代の日本を担う成長産業であるとの確信を持って、新技術の導入や新たなチャレンジに意欲を燃やし、混乱の時代にあって新たなリーダーシップを発揮していこうとしております。

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